56. 盛岡行 (1)『啄木盛岡駅前歌碑』

場 所:盛岡駅東口・駅前広場

啄 木

ふるさとの山に向ひて

言ふことなし

ふるさとの山はありがたきかな

 

碑陰

石川啄木五十回忌記念

盛岡市

盛岡啄木会

協賛 興産相互銀行

昭和三十七年十一月

🌸🌸🌸

♪5月の連休を利用して盛岡に行ってきました。石川啄木にゆかりの地を少し訪ねてみようと、思いきって遠出することにしました。

♪6日(土)の午後、東北新幹線「はやて23号」(上野15:02)八戸行きで盛岡に向かいました。盛岡着は17:22。宿は、いつもは民芸品を扱う光原社分店が一階にある「北ホテル」に泊まることが多いのですが、今回は、駅に隣接している「ホテルメトロポリタン盛岡(本館)」にしました。

光原社本店(材木町

 

ホテルメトロポリタン盛岡(本館)

場 所:岩手県盛岡市盛岡駅前通1―44
電 話:019―625―1211

♪夕食の場所は、東京を発つ前に、「和かな」(ステーキ・鉄板料理)を予約しておきました。「和かな」は政府登録国際観光レストランだそうで、岩手県産の前沢牛と三陸産の海の幸を、カウンター前の鉄板で直接、シェフが調理してくれます。コースのものを頼みましたが、さすがに国産の本物は違いました。お店の雰囲気といい、味といい絶品でした。

和かな
場 所:盛岡市大沢川原1―3―33
電 話:019(653)3333

♪翌朝、駅ビルのなかにある観光案内所に行き、盛岡市内の観光案内地図(『歩いてたのしむまち 盛岡 MAP』)をもらいました。地方都市の史跡などの写真を撮りに行くときは、できるだけ、地元の観光案内所に立寄ります。新鮮な情報を得ることができるからです。係りの方に「でんでんむし」と名付けられた「盛岡都心循環バス」があることを教えていただきました。

盛岡の観光

駅前広場(バスターミナル)に降りて、早速、「でんでんむし」の一日乗車券(大人300円)を購入しました。

「でんでんむし」バス停の名前

(1)盛岡駅東口(『啄木盛岡駅前歌碑』

(2)旭 橋

(3)材木町南口

(4)啄木新婚の家口(『啄木新婚の家』)・・・・・→(『北風に立つ少年啄木像』



(5)中央通三丁目

(6)中央通二丁目

(7)中央通一丁目

(8)岩手医大前

(9)本町通一丁目

(10)上の橋

(11)上の橋町

(12)若園町

(13)バスセンター(神明町)

(14)バスセンター(中三前)(もりおか 啄木・賢治青春館

(15)県庁・市役所前

(16)岩手公園(『啄木歌碑』

(17)菜園川徳前

(18)柳新道

(19)開運橋(『啄木であい道』


(20)盛岡駅東口(『啄木盛岡駅前歌碑』)

♪盛岡駅東口の駅前広場は、チューリップで埋まっていました。綺麗に咲いています。チューリップの背景となる駅ビルの正面に「もりおか 啄木」の文字が掲げられています。この文字は、啄木自筆の文字を集字して使用されたものだそうです。盛岡の方々の気持がいまに伝わってくるように感じました。

♪盛岡駅東口の駅前広場に石川啄木の歌碑が建っています。これは、石川啄木の50回忌を記念して、昭和37年(1962)11月に盛岡市と盛岡啄木会によって建立されたものです。

♪この歌碑は、啄木の歌碑のなかでも最も大きなもので、東北新幹線の開通に伴う駅前の改修工事の際に、一時的に盛岡市立図書館内に移されました。工事終了後に駅前にもどされることになるのですが、歌碑の重量が25トンもあり、安全を考えて開運橋を通らず、新築の旭橋を通ってもどされたとのことです。

♪「ふるさとは遠きにありて思うもの」と歌った詩人(室生犀星)もいますが、ふるさとの山や川の風景は、どんな環境にあっても、わすれることができるものではないのでしょう。ふるさとの風や水の流れは、体感となって、いつまでも、五感に残っているのではないでしょうか。

 

参考文献

『啄木文学碑のすべて』(株式会社白ゆり学習社出版部編 1986)

 

 

(平成18年5月8日 記)(平成30年9月8日 追記)